犬の臨床鍼灸学テキスト

犬の臨床鍼灸学テキスト

■監修:長谷川篤彦
■編著:比較統合医療学会 犬の臨床鍼灸学テキスト編集委員会
 編集委員長:安川明男
 菅原萌暖、山内明子、澤村めぐみ、興梠祐世、
 萬場光一、菅野晶子、清水紀子
■A4版 ■224頁 ■オールカラー 
■ISBN978-4-86382-090-6
■定価:本体価格18,000円+税

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書籍の案内

 東洋医学とか、漢方とか鍼灸と聞くと躊躇逡巡する人が未だに多いように思われるが、科学的技法が現在著しく進歩していることによって伝統医療の領域においても漸く新分野が開拓されている。たとえば、臨床データに関してはビッグデータの解析技法を応用して病因や病態に関する研究、また経絡の本質に迫る生理生化学的解明などが着々と進められている。(中略)この度本書を発行することの意義は大きく、本書が江湖に受け入れられて鍼灸の分野がますます発展することを祈念するものである。 長谷川篤彦「『犬の臨床鍼灸学テキスト』の刊行によせて」より

目  次


第1章 東洋医学基礎理論

1 東洋医学とは

2 陰陽論
 人体は小宇宙/陰と陽は対立、制約し、変化してゆくもの

3 五行論
 五行相生説/五行相克説/五行色体表

4 気・血・津液
 人体を構成する3つの要素/気の概念/気の不調/血の概念/血の不調/津液の概念/津液の不調

5 臓腑論
 肝/心/脾/肺/腎/胆/小腸/胃/大腸/膀胱/三焦/心包

6 蔵象学説
 肝の不調/心の不調/脾の不調/肺の不調/腎の不調

7 病因
 内因/外因/不内外因

8 病機

9 四診
 望診/聞診/問診/切診

10 弁証論治
 八綱弁証/気血津液弁証/臓腑弁証/経絡弁証/六経弁証

11 治則(治療原則)
 治病求本/扶正きょ邪/まとめ


第2章 鍼灸学

1 経絡経穴学〈総論〉
 経絡とは/経穴とは/取穴法

2 経絡経穴学〈各論〉
 1)前肢太陰肺経(LU)2)前肢陽明大腸経(LI)3)後肢陽明胃経(ST)
 4)後肢太陰脾経(SP)5)前肢少陰心経(HT)6)前肢太陽小腸経(SI)
 7)後肢太陽膀胱経(BL)8)後肢少陰腎経(KI)9)前肢厥陰心包経(PC)
 10)前肢少陽三焦経(TE)11)後肢少陽胆経(GB)12)後肢厥陰肝経(LR)
 奇経八脈
 1)督脈(GV)2)任脈(CV)
 奇穴(含:新穴)

3 鍼灸治療
 はじめに/鍼治療の定義/鍼の基礎知識/刺鍼法/刺鍼の基本手技(管鍼法)/
 鍼灸治療の治効理論/鍼で自律神経をコントロールする/灸治療の定義/灸療法と炎症/灸の補瀉

4 小動物鍼灸療法
 鍼灸治療心得


第3章 臨床編

1 運動器疾患
 頚部椎間板ヘルニア/胸腰部椎間板ヘルニア/変形性脊椎症/馬尾症候群/関節疾患

2 神経疾患
 顔面神経麻痺(面たん)/てんかん(癇証)

3 消化器疾患
 下痢(泄瀉)/便秘/嘔吐

4 泌尿器疾患
 尿失禁・遺尿

5 その他の疾患
 老齢動物の養生

小動物における山元式新頭鍼療法(YNSA)と尾鍼療法


イヌの僧帽弁閉鎖不全症[第2版]竹村直行著

東日本大地震の被害者の皆様へ