小動物臨床総合誌 MVM(エムブイエム)、小動物腫瘍臨床 Joncol(ジョンコル)、獣医眼科プラクティス、動物看護コアテキスト 発行-ファームプレス

総合情報誌 mVm 2023年 臨時増刊号 No.210

MVM 2023年 臨時増刊号 No.210
臨床現場の「?」をスッキリする
小動物の皮膚科臨床テクニック2023

■A4判 ■132頁 ■ソフトカバー ■カラー 
■定価:7,150円(本体6,500円+税10%)
■商品番号 0553

巻頭言より

 皮膚科診療において、診断が最も重要なのはいうまでもないが、同じ皮膚病でも、発症部位や重症度、合併症の有無、加えて飼い主の価値観によって、治療方法は異なる。すなわち、各症例にとって最善、最適なゴールを目指すには、獣医師のセンスがなによりも必要なのである。
 また、日々の診察中に、これって普通かな? これはどう対処すべきかな? と疑問がわくも、何となくそのまま有耶無耶になっていることはないだろうか?
どちらも、そばにいる指導者の診察などのテクニックを通して学んでいくものではあるが、それは誰もに用意されている環境ではない。そこで、これらを可能な限り文章にしたのが、今回の企画である。
 臨床のセンス磨きに、そして、日々の皮膚科診療の疑問解決に本誌が少しでも役立てば幸いである。

大嶋有里

目次

01 巻頭言
   [大嶋有里]
05 犬猫の頭部のかゆみをもう一度見直してみる
   [工藤圭介]
21 これって死んでしまう皮膚病ですか?
   [島崎 徹]
35 サプリメント、ごはん選び、本当にそれでいいんですか?
   [池 順子]
45 猫の耳マル秘テクニック
   [山岸建太郎]
51 よく来院するエキゾチックアニマルの皮膚病
   [土田靖彦]
61 猫の皮膚にできる腫瘍で迷ったら
   [上田一徳]
69 私がよく使うシャンプー・外用薬
   [北宮絵里]
85 猫のアレルギー性皮膚炎に対する薬の使い方のコツ
   [門屋美知代]
93 皮膚と内分泌はどうつながるか
   [藪添敦史]

特別レポート

105 ひふゼミ2022に参加して
   [近藤 仁]

四肢の病変を考える

111 手足を舐めるのが止まらない!
   ~皮膚病?くせ?ストレスの見分け方~
   [大嶋有里]
119 趾間がパンパンに腫れています?
   ~趾間せつ腫症の診断と治療~
   [今井昭宏]